@コスメの2018年上半期ベストコスメに選ばれている、ケイトパウダリースキンメーカー。
リキッドファンデーションなのに、肌に塗るとパウダリーに変化するという、これまでに無かった新発想で毛穴や凸凹をなめらかに整えるファンデーションです。
今回は、ベースメイクコスメマニアの筆者がケイトパウダリースキンメーカーを辛口レビューしたいと思います!
この記事の目次
ケイトパウダリースキンメーカーとは?
ケイトの新発想、液状パウダーファンデーション
ケイトパウダリースキンメーカー最大の特徴は、リキッドとパウダリーのいいとこ取りをしているというところ。
リキッドの毛穴や凹凸をなめらかにカバーする働きはそのままに、ベタつきを抑えてパウダリーを塗ったようなサラサラ肌に仕上げます。
最初にたっぷりとリキッドをのせても、少しずつリキッドがパウだに変化しながらなめらかに肌に広がるから厚塗りになりません。
「リキッドはベタつくからイヤ!」という方でも使い心地の良い、新感覚のリキッドファンデーションです。
血色よく見せるために独自のトーンアップカラーを採用
カラーバリエーションは全6色。
血色の良い肌に仕上げるため、一般的なファンデーションのカラーよりも、ワントーン明るいカラーが使われています。
他のファンデーションを選ぶときと同じ色を選ぶと、違和感のある色に感じるかもしれません。色選びは必ず店頭でテスターを使ってチェックしましょう。フェイスラインに候補の色を並べて塗ってみて、なじませて首の色に近い色を選ぶと失敗しません。
肌悩みは下地やファンデの重ね塗りでカバー
ケイトは、肌色の悩みや毛穴の開き、シミ・ソバカスそれぞれの肌悩みに合わせたパウダリースキンメーカーの使い方を提案しています。
・肌色の悩み(赤み、くすみ、血色の悪さなど)
カラーコントロール下地を気になる部分に塗ったあと、パウダリースキンメーカーを使用する。
・毛穴の開き
下地を毛穴を埋め込むようにくるくると塗ってから、外側に向かって馴染ませる。
・シミ、ソバカス
シミ、ソバカスの部分にパウダリースキンメーカーを重ねづけし、指先で軽く叩くように馴染ませる。
ケイトパウダリースキンメーカーのレビュー
シミ、毛穴開きまくりの肌はどれくらいカバーできる?
ケイトパウダリースキンメーカーは、ポンプ式のパッケージに入っています。
パッケージデザインは、ケイトらしいスタイリッシュなデザイン。ケイトのコスメってプチプラなのに、安っぽさを感じさせない洗練されたデザインのものが多いですよね。
手の甲に出してみると、なめらかなリキッドファンデーションの状態です。
見た感じ、潤いのあるリキッドファンデーションという印象。
右側は下地です。
今回下地はセザンヌのウルトラフィットベースNのライトベージュを使用。ソフトフォーカス処方で毛穴をカバーしつつ、ほんのりツヤを加えます。
公式推奨の方法でメイクしてみたけど・・・
レビュー時、肌の調子がいつも以上に悪かったので、汚肌レベルマックスの閲覧注意です!
筆者の肌スペックですが・・・
・目の下にモヤモヤ小さなシミが集合
・ほおの毛穴の開きがひどい
・毛穴の開きが所々凸凹している
・うっすら赤みあり
トラブルまみれです。パウダリースキンメーカーは口コミではカバー力が高いと評価する声が多かったので、筆者のトラブルまみれの肌をどれくらいカバーできるか期待していました。
すっぴん汚肌→パウダリースキンメーカー使用後
シミ→コンシーラーなしで、全体にパウダリースキンメーカーを塗ったあと、一つ一つのシミに重ね塗りして地道に消しました。
小さなシミなのでスポンジと指だと、せっかくカバーしたシミ部分のファンデが取れてしまうので、細筆で少しずつ馴染ませましたよ。
コンシーラーなしでここまでカバーできたのはすごいと思います。
毛穴の開き、凸凹→特にひどい鼻の脇の毛穴は目立ったまま。毛穴の開きにはシリコン配合の毛穴カバー下地が効果的なので、部分的に専用下地を使った方が良いかも。凸凹部分はなめらかにカバーできています。
赤み→赤みは問題なくカバーできています。
パウダリースキンメーカーの使い心地は?
リキッドからパウダリーに変化するという特徴で、肌にのせてモタモタしているとあっという間に乾いてしまいます。
素早く指で全体に伸ばさないと、伸びが悪くなってしまうのでスピード勝負ですね。
点置きしてスポンジで伸ばす、という方もいるようですが、パウダリーに変化するのでたっぷりのせても大丈夫でした。
むしろ、目の下の鼻の脇から横の部分は特に毛穴やシミが目立つ部分なので、たっぷりのせた方がカバー力が発揮します。
全体に塗ったあとの手触りは、確かにサラサラ・・・だけどやっぱりパウダリーよりはべたっとしているように感じました。
リキッドファンデを普段から指塗りしている人なら、素早くパパッと全体にムラなく塗れるでしょう。
でも、普段リキッドファンデはパフで少しずつ伸ばす、という人は肌にのせたらすぐに伸ばす、と意識しないと伸びが悪くなり、ムラができやすくなりそうです。
公式でも指塗りを推奨しているので、指塗りをして仕上げにスポンジで叩き込む、という方法が良いでしょう。
メイク崩れは?
肌質によって違いはあると思いますが、筆者の肌では夕方になると毛穴の開きが目立ち、鼻部分もテカってしまいました。
皮脂や汗などは、やはりパウダリーのように吸収性がないからか、防ぎにくいようです。オイリー肌や混合肌の方は特に皮脂テカリで崩れやすいかもしれません。
ケイトパウダリースキンメーカーの販売店は?
ケイトパウダリースキンメーカーは、全国のドラッグストアや、コスメショップで販売中です。
オンラインでは、あAmazonや楽天市場でも販売されています。
まとめ
今回はケイトパウダリースキンメーカーをご紹介しました。
リキッドなのに仕上がりはパウダリーを使ったようにサラッとする、という点はリキッドのベタつきが苦手な方には嬉しいでしょう。
シミカバー力は重ね塗りするとまあまあカバーできますが、毛穴の開きは専用のカバー下地を使わないとカバーしきれないかも。
ファンデの伸びはすぐに乾いてしまってあまり良くありません。
ケチらずたっぷりのせ、ムラができないように指塗りで素早く広げると使いやすくなると思います。
個人的には、カバー力もそこそこだし仕上がりのサラサラ具合もパウダーには劣るので、パウダリーファンデーションを使った方が良いなと感じました。
パウダリーファンデーションなら、インテグレートのプロフィニッシュファンデーションがオススメですよ!